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Logos 今月の言葉

2014年6月
 6月になりました。連日、北海道が本州よりも暑いと報道され、猛暑日や夏日を記録する毎日です。皆様いかがお過ごしでしょうか?北海道は6月が一番良い季節です。花があちこちで咲き誇り、梅雨もなく、よさこいや、お祭りが開催される季節です。寒暖の差が日によってちがいますが、体調を管理しながらこの月を過ごしましょう。

 北海道クリスチャンセンターでは毎年年度初めの年間聖句といって、聖書の中からみ言葉を決め、それに従い、1年間の歩みを進めています。今年度はマタイによる福音書の5章9節です。
 「平和を実現する人たちは幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる」

 時代の空気は危機的です。神さまのご栄光を賛美する者たちとして地上に平和をつくる日毎の、たゆみない祈りと努力を続け、さらには志をともにする人々と肩を組み、手を携えたいと思います。
 69年前、戦争が終わると、キリスト教徒たちは1946年(昭和21年)6月に日本基督教信徒大会で「新日本建設キリスト教運動」を神に誓いました。その11月、日本社会は「日本国憲法」を制定して「政府の行為によって再び戦争の惨禍がおこることのないように決意し」「恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚」し、「平和をのうちに生存する権利を有することを確認する。」これに全力をあげて実現することを誓うとしました。人々は民主主義と平和主義によろこびと希望をいだきました。
 以来、信教の自由のもとで活発な宣教活動によって、戦争に青年たちを送りだすことをしないとして「平和のための活動」はなされてきました。(館長雨貝行麿)

まさに今風雲急を告げています。政府は集団的自衛の憲法解釈を閣議決定で変更しようとしています。普通の国という言葉のもとに『戦争できる国』に変貌していく事に対して、私たちは聖書に従い、決して認めることはできません。今国会会期中にも政府は集団的自衛権の憲法解釈変更の閣議決定との報道がなされていますが、「否・NO」の声を出し続けていきたいと思います。

                                   
                 
                主事 板谷良彦
                                

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