本文へスキップ

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.011-736-3388

Logos 今月の言葉

201212
 今年の12月は、北海道クリスチャンセンターと札幌YWCAとが、クリスマスをより楽しくすごしましょう、と語らい、はこぶね保育園、家庭福祉相談室、北海道キリスト教書店、ホレンコ、北海道キリスト教学園に呼びかけて『クリスマス・フェスタ2012』としてクリスマスを盛り上げようとしています。
 
2009年から北海道クリスチャンセンターとして『クリスマス礼拝』を捧げることとしていました。礼拝で、はこぶね保育園の年長児たちが「こども讃美歌」(「お星が光るピカピカ」)をとても元気にうたってくれるようになりました。
 今回は北海道クリスチャンセンターには7つの活動母胎があり、これまではそれぞれがクリスマスを迎えていました。でも相互に何をいつ実施しているのかさえお互い知りませんでした。そこで1、それぞれがクリスマスの行事を紹介しましょう。2、センターとして『フェスタ』として知恵と経験を交流してクリスチャンセンターとしての働きを世人に呼びかけようとしました。くわえて北海道大学のYMCA学生寮「汝羊寮」(じょようりょう)の学生たちも参加してくれることになりました。3.11以来支援活動を連携しはじめると、わたしども自身が連携をはじめた、ということになりました。
 この「フェスタ」を「アドヴェント」開始とともに始めようと相談がまとまりました。それぞれの施設は毎日多用です。でもさすがクリスチャンセンターです。いままでしていなかったこと、しかもキリスト教としての存在と活動の基本として「礼拝」をすることには7つの団体すべてが「大賛成!」で参加するようになりました。新しいことの相談をすると、あらたに参加する方がでるということで、なによりイエスさまはおよろこびです。
 「クリスマス・フェスタ2012」です。
 121日(土)1階ロビーに「クリッペ」がしつらえられています。夕闇が迫る午後5時センター1階ロビーで汝羊寮の学生が「神の子の生誕」を読みあげ、つぎにYWで英語を学ぶ可愛いレディーたちが英語で「Silent Night」をうたってツリーに灯をともします。センター各階のお部屋の入口ドアにはYWの手作りのリース飾りが、「さあ、クリスマスですよ。」と語りかけています。
 12月8日(土)は10時からYWCA5階チャペルでミニバザーをします。
 1215日(土)午前10時〜1230分の間に5階チャペルで『クリスマス・フェスタ・コンサート』を開催します。ギター、オカリナ、アコーディオンの演奏、はこぶね保育園の子どもたちの歌、そして北海道日独協会のドイツ語講座の受講生有志はドイツ語でクリスマスのキャロルを歌います。北星学園大学聖歌隊の方々がクリスマスにおなじみの曲を歌い、しんがりは札幌メールクワイアの有志の方々が「黒人霊歌」を歌います。 
 2012年、国内情勢は、時代閉塞のような、しかし同時に得体のしれない出来事がつづき、東アジア情勢はまた融和の萌しをつんで韓国、中国との関係に見通しのない愚策が続き、マスコミもこれをいたずらに騒ぎ立てるようになっています。
 しかし、この「フェスタ」の相談をしておりますと、若い世代のなかに東アジア情勢の将来をみすえた知恵をかえって自覚し始めた人々がいることに気づきました。「闇黒においてこそともしびを掲げたい」。グループ「嵐」にあやかって「smile again!」
 
                              (雨貝行麿)

2011年  2010年  2009年  2008年  2007年  2006年