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2019年4月
「北海道クリスチャンセンター聖歌隊」と呼ぶことがありました。
センターではキリスト教の施設でありながら「礼拝」の類は一切ありませんでした。ですから館内で「礼拝」の奉仕するという団体ではありませんでした。
2000年にバーカー宣教師が館長を辞任しました。まもなくバーカーさんが体調を崩されると、このグループは高下さんをまとめ役にしたグループになりました。ただ「北海道クリスチャンセンター聖歌隊」と呼ぶときもありましたからセンターの聖歌隊だと受け取る向きもありました。しかし実態はセンターの利用団体のひとつでした。
2008年、雨貝が館長に就任するとセンターとして「礼拝」をすることとしました。納骨しているご遺族のための礼拝、創立記念日の礼拝、クリスマス礼拝をすることとしました。そこで「クワイア」に協力を依頼しました。快く協力しはじまました。
館長は「クワイア」をそのまま「センターの礼拝等諸活動」に協力する「聖歌隊」とする案を「クワイア」に提起しました。しかし、「クワイア」の当事者は従来の「クワイア」としての自主団体にとどまることをよしとしていました。
礼拝に協力したり、しなかったりが続きました。
2013年、「クワイア」の委員会で、鈴木眞一さんが中心となって、あらたにセンターの活動に協力する、とくに礼拝に際しては「聖歌隊」として協力するということになりました。
センターも礼拝のみならず宣教活動に協力していただくこととしました。名称も「北海道クリスチャンセンター聖歌隊」として名実ともに規約も改正しました。
両者の新しいかかわりがはじめられることになりました。
この合唱団は、バーカーさんのお世話で始められ、世代を超えて継続され、たくさんの方がたが、その時々に、参加されてきました。
いまでは、指揮者、同時に推進役の鈴木眞一さんによって、讃美歌のみならず、バッハのカンタータなどに挑戦し、レパートリーも広がっています。
またミシェーラ室内アンサンブルともコラボをして、7月の「平和の祈り・コンサート」でも意欲的に企画・運営しています。
来年は創立65周年、改組5周年になります。
センターとしてこの働きを一層支援していきたいと思います。