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今年も年末ジャンボの宝くじが発売、そして年賀状の受付となにかあわただしくなります。
11月30日(月)から待降節、アドヴェントです。札幌では、「ミュンヘン・クリスマス」として大通り公園ではクリスマス市が開かれます。「クリスマス」はもうすっかり日本の冬の風物詩になりました。
北海道クリスチャンセンターでは「クリスマス・フェスタ」として降誕日25日まで全館をあげてお祝いします。
センターの建物にはセンターの活動以外に、日本基督教団北海教区事務所をはじめ家庭福祉相談室、札幌YWCA、北海道キリスト教学園(道内各地にあるいくつかのキリスト教幼稚園の事務を取り扱う事務所)、ホレンコ(北海道)北海道キリスト教書店(札幌で唯一のキリスト教書籍を専門にする)があります。
なかでも札幌YWCAは国際的な活動体ですので、地域の状況のなかで「キリストの平和」をつくりだしてゆく活動をすることに鋭い感覚をもち、その実行力を蓄えていますのでふつふつと湧き上がるような発言力と実行力をもっています。
2012年にこの札幌YWCAからセンターに提案がありました。二つです。ひとつは、もっともっとこの地域に文化的な発信をしましょう、二つは、センター内の各団体のひとの交流をして「キリストの平和」を実現する手立てを作りましょう、ということでした。
わたしは、大賛成でした。このセンターではそれぞれ良い働きをしている人々が、みなばらばらで、それぞれ自分の働きに熱心ですが、しかしこのセンターという場所で働いていることの「理念」をすべての働きの共通の基礎にあることを認識しておかなければならないと考えるからです。
家庭福祉相談室、札幌YWCA、北海道キリスト教書店、ホレンコなどはセンターの働きを含めて連携するほうがあるべき姿しょう。
さて、いよいよ今年のクリスマス・フェスタは11月30日(月)午後4時半玄関ホールで「オープニング」、YWCAに集う子どもたち14名(年々参加者が増えます)がクリスマスソングです。英語を学んでいるので英語の賛美歌もうたってくれます。しかも手造りの帽子とケープ(白い聖歌隊ガウンです)のいでたちです。
12月12日(土)10時からコンサート、今年はチャペルから広い2階ホールにしました。前段は子どもたちにと北星学園大学クワイア、紙芝居と腹話術、センターの聖歌隊、後半に女声合唱団たんぽぽ、いずみ混声合唱団、男声の札幌メールクワイア、が手弁当で日頃の研鑽を披露してくださいます。
24日(木)は11時からクリスマス礼拝、説教は田中真紀子牧師です。
25日(金)は、恒例の芦別祈りの家でのキャンドルサーヴィスです。深い雪をはねな、氷のキャンドルを作成して「静謐な夜、聖なる訪れをまつ夜」(Stille Nacht、Heilige Nacht)を過ごします。地上に主の平安が充つる時代を祈りましょう。
雨貝行麿
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